2022にリリースされた鍛造用高炭素鋼ApexUltra。
この鋼は鍛造用として設計された高炭素鋼となり、鍛造することにより高い靭性、耐摩耗性を得ることができます。

この鋼の組成にはクロム、タングステン、バナジウムのバランスが靭性と耐摩耗性の増幅の源となり、まるで高靭性炭素鋼の52100、高耐摩耗性の青紙スーパーを掛け合わせたかのような性能となります。

鍛造することにより、粉末鋼のように非常に微細構造に仕上げることが可能であり、靭性、耐摩耗性だけでなく、とてつもない切れ味も引き出すことが可能。
このApexUltraのHRC硬度は最大68 HRCとなり、他の鋼と比較した場合、66 HRC以上の靭性値は、ApexUltraが最強となります。
それは他の鋼よりも更に頑丈な、薄く鋭い刃にすることを意味します。

ISZ KNIVESでは、手打ちにこだわった鍛造。硬度は66HRC設定となります。耐食性は高炭素鋼ゆえ、お世辞にも良いとは言えませんが、他の高合金鋼と比べ、低合金炭素鋼特有の孔食の起きにくい酸化被膜のような錆びとなり、末永く味わい深い鋼をお求めのユーザーにオススメです。

現代のハイテク鋼と互角に渡り合う、高性能鍛造炭素鋼それがApexUltraとなります。