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2024年リリースのZapp Tooling Alloys
最高の高性能炭素鋼。
Zapp社既存のZ-Wear、Z-Maxを融合させたかのような、史上最高性能炭素鋼となります。
硬度
Z-12Ultraの実用硬度域は63~65HRCとなります。
これにより耐摩耗性、靭性と合わせた強度を支える、基礎スペックの指標となります。
耐摩耗性
Z-12Ultraの耐摩耗性はナイフに使用される鋼としては、CPM Rex121、15Vのような、超ハイエンドクラスに位置します。
目下に位置する耐摩耗性ハイエンドクラスのCPM 10Vと比較して、耐摩耗性25%上昇となります。
更に非常に優れた、靭性、硬度と相まって、様々な物をカットするという意味ではトータルの耐摩耗性は、現在史上最強の鋼といえるでしょう。
靭性
通常、超ハイエンドクラス、ハイエンドクラスの耐摩耗性鋼は、素晴らしい耐摩耗性を備える為、高硬度、優れた微細化学組織を備え、非常に優れた耐摩耗性を発揮します。
その反面、靭性値が非常に低くなり、ハードな使用では欠けやすくなります。
しかしZ-12UltraはZapp社最新の次世代粉末治金技術により、
同じ硬度帯ではCPM MagnaCutに近く、CPM M4とほぼ同じ靭性を誇ります。
これにより硬度と靭性のバランスから、超耐摩耗性かつ非常に頑丈な鋼となります。
切れ味
Zapp社の誇る最新の粉末治金技術による、非常にクリーンな微細組織は、炭素鋼の優れた切れ味を更に磨きをかけ、非常に滑らかであり、あらゆる物のカットをスムーズに行い、使用する喜びを満たしてくれます。
耐摩耗性と靭性の総合パフォーマンスにおいて、間違いなく現在、史上最高性能ハイパースチールとなります。
耐食性においては炭素鋼となるため、オイルメンテナンスは必要となります。
ステンレスでは難しい、炭素鋼ならではの極限スペック。
強度と耐摩耗性の厳しい要求に応える究極の鋼
それがZ-12Ultraとなります。
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