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Z-Tuff


とにかく頑丈な刃物を、お探しの方は、この鋼をご検討ください。

現在、高性能ナイフとして通用する耐摩耗性を備えながらも圧倒的な靭性、耐衝撃性を備えた、最強の鋼、それが"Z-Tuff"
となります。

海外ではトップグレードの大型ナイフ、剣、それらに最も適したハイスペック鋼材としてZ-Tuffは選ばれます。

2004年にCarpenterよりとてつもない靭性を備えた粉末鋼CD#1がリリースされました。
この鋼は今までにない、非常に高い靭性をもちあわせていましたが、良好な耐摩耗性を得るには、ある程度硬度を上げる必要がありました。しかし硬度を上げると代わりに靭性が低くなるため、結果的にナイフとしては、使いずらいものとなりました。

Zapp Tool Alloysが2015年にCarpenter CD#1の改良型粉末鋼"Z-Tuff"をリリースしました。
これによりCD#1と同じ靭性を備えながらも、硬度を上げても靭性を犠牲にすることが無くなりました。

CPM 3Vを引き合いに出しますと、CPM 3Vは硬度HRC59がピーク強度ですが、Z-TuffはHRC62であっても3Vを超える靭性を確保します。
この硬度であれば、耐摩耗性はもちろんの事、変形に対する強度も高く、靭性と相まって非常に頑丈な刃となります。
それによりZ-Tuffの靭性、耐摩耗性は3Vを凌ぎます。

それゆえ、高性能ナイフとしての耐摩耗性を備えながらも、最強の強度を持つ鋼はZ-Tuffとなります。

耐食性に関してはCPM 3Vよりも錆びにくく、水などに触れても使用後にしっかり拭き取ることで、錆びの発生を抑えることが可能です。

 

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