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ISZ KNIVESの制作するナイフの、ブレードグラインドの多くは、コンベックスグラインドまたはセイバーグラインドとなります。
コンベックスグラインド
コンベックスグラインドは、主に斧などに採用される刃形状となり、その性質は薪を割ることに特化した刃形状となります。
それゆえに側面が丸みを帯び、木との接点が少なくなり、摩擦抵抗が低減され、割りやすくなります。
※実際のバトニングにおける感覚は、個人差はありますが刃厚があればセイバーとの違いはあまり感じられ無いです。
また、側面の削り具合にもよりますが、他の刃形状よりも側面の鋼材の質量が確保できる為、強度が最も高いグラインドとなります。
しかし、側面が膨らんでいるデメリットとして、ブッシュクラフトでのフェザースティックのような薄く削るという用途においては、少し難易度が上がるため、少しばかり練習が必要となります。
使いこなす楽しみが得られる頑丈なブレード、それがコンベックスグラインドの魅力でしょう。
セイバーグラインド
セイバーグラインドは、ナイフで最も採用される刃形状となります。
ブレード側面の、しのぎ線が低いものをスカンジグラインド、しのぎ線を超えてほぼスパインまで削られたものをフラットグラインドと呼ばれます。
バトニングからフェザースティックまで非常に使いやすく、さらに角度がわかりやすい為研ぎやすいといったメリットがあります。
強度に関しては、靭性のある高性能鋼であれば、実用上全く問題ありません。
セイバーグラインドは誰にでも非常に扱いやすい、最も実用的なブレードとなります。
刃付け
ISZ KNIVESの制作するナイフの刃は、エッジ角は約31~33゜に仕上げます。耐摩耗性と強度のバランスが最も良い角度となります。
ISZ KNIVESのナイフは、お客様の往復送料のみのご負担で、無料で研ぎ直しいたします。