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Laser Engraving
ISZ KNIVESのナイフ、付属のスペックシートにはレーザーによって刻印されています。
素材により出力調整が必要となり、調整された刻印は正確かつ
美しい仕上がりとなります。
レーザー刻印は出力調整することにより、チタン、ステンレスのような特定の金属にカラー刻印も可能とします一方、ナイフにおけるステンレスへの刻印には注意が必要となります。
ステンレスは耐食性の良い金属でありクロムの生成する酸化被膜により耐食性が保たれます。しかしレーザーによる熱照射はステンレス表面を焼くことにより刻印していますので。
酸化被膜を破壊してしまします。その為出力パワーの違いにより、酸化被膜の復元が出来る箇所とそうでない箇所により、大きく耐食性が変わると思われます。
※特にステンレスへの焼き色(テンパーカラー)はFe由来の被膜となり、孔食電位の低下により耐食性が著しく劣化します。
その為ISZ KNIVESでは幾度となく出力調整による錆びの経過を実験してきました。
上記画像はCPMマグナカットのテストピースとなります。
塩分濃度3%の液体をスプレー後3日間の野外暴露試験
出力調整したレーザーを四角に刻印。一番下の四角は薄紫となります。濃い色の四角が一番錆びの進行が速いことがわかります。
※マグナカットはメーカーより高温焼き戻しによる耐食性低下が指摘されていますので、ISZ KNIVESではHRC以外熱処理前に刻印しています。
これらのことから同じレーザー刻印でも錆びていない所とそうでない所があり、ISZ KNIVESでは錆びていない所の出力データを元にレーザーの出力調整をしています。
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